🖋️ Framing|現場に宿る知を、未来へ。 Framing the Wisdom of the Field
Reframing overlooked educational knowledge as irreplaceable works born in the classroom.
Framingが大切にしていること
Framingは、教室という現場で日々育まれてきた“指導のかけら”を、未来へと手渡していくためのプロジェクトです。
Framingが大切にする6つのこと
1. 自分を讃えること(Self-Affirmation)
社会が変わらないなら、自分が変わろう。まずは、自分の中にある価値を自分自身で認め、讃えることから始めます。
2. 知に敬意を払うこと(Respect the Field)
知は、日々の実践と時間の積み重ねから生まれたもの。その背景にある努力や工夫に、静かに光をあてます。
3. 知を見えるカタチにすること(Framing)
小さな工夫、個別の気づき――それらを“フレーム”に入れて、単なる業務ではなく「作品」として捉え直します。
4. 知に対価を与えること(Ethical Exchange)
無料で提供され続けることが、現場の疲弊を招くこともあります。Framingは「売る」ではなく「正当に受け取る」しくみをつくります。
5. 知をつなぐしくみを育てること(Circulation of Knowledge)
Framingは、一方通行のマニュアルではなく、「実践知の循環」として活用される文化を目指します。
6. 知に額縁を(Visible Value)
「額縁」は、知を飾るためのものではなく、「これは価値のあるものですよ」と伝えるための枠。知が生まれた場所に敬意と対価を届けます。
知の所在を明らかにすること
教材を手渡すだけでは、学びは成立しません。子どもと向き合いながら日々重ねてきた工夫、気づき、声かけのタイミング。そうした“教室の知”は、現場の指導者が時間をかけて育ててきた、かけがえのない知的財産だとFramingは考えています。
しかし現在、フランチャイズ契約書や運営規定において、こうした知見の著作権や知的財産権の扱いについて明示されていない場合がほとんどです。Framingでは、この“明示されていない知”を、投稿者の意思と合意を尊重しながら、大切に取り扱い、未来へ継承するしくみを整えていきます。
Framingが守ること
- 投稿された教材・ノウハウ・使い方の情報は、投稿者の著作物として取り扱います。
- 投稿前には、必ず本人の意思と許諾を確認し、記録に残します。
- Framingで共有・販売される知見は、投稿者/運営/支援団体(ユニオン等)で適切に収益分配します。
- 公開範囲・価格・寄付先などは、投稿者と相談のうえで決定します。
- 投稿者が望まない使用・転用・二次利用は行いません。
Framingが目指すのは対立ではなく、共創です
本部から提供されるノウハウも、Framingに集まる現場の知も、本来はともに未来の子どもたちのためにあるはずです。
Framingは、現場の声が軽視されたり、黙って消えていくのではなく、その価値をきちんと「見えるカタチ」にして、社会に届けるためのしくみです。
知の所有をめぐる論争ではなく、「知を尊重する文化」を育てていくこと。
それが、私たちFramingが目指す未来です。
価値の生まれる場所に、適正な対価を。そして、知が生まれた場所に、敬意を。