アクティブフランチャイジーとは?

 アクティブフランチャイジーとは、現場に立ち続けることを契約で義務づけられた教育フランチャイズの指導者です。

日本のフランチャイズ制度では、彼らは“事業主”として扱われながら、実際には“労働者”に近い働き方をしています。一定の時間・一定の場所に拘束され、組織の方針に従って業務を行いながらも、労働者としての保護は一切受けられない――そんな矛盾の中に置かれています。

さらに、日本にはフランチャイジーを守る法律が存在しません。
契約の自由という名のもとに、不均衡な契約関係が構造として温存されているのが現実です。

雇用しているスタッフには労働基準法が適用され、法的保護が与えられる一方で、
自らは労働者としての権利を持たず、責任だけを背負ったまま働き続ける立場にあります。

それでも彼らは、毎日、子どもたちと真剣に向き合い、学びを支え続けています。

当事者の声、支えるスタッフの声、そして家族の声。
その一つひとつに、社会がもっと耳を傾けるべき時が来ています。

Framingとは

 Framingは、教育の現場で日々生まれている実践知や工夫を、“作品”として捉え直し、今あなたの中に眠る価値を社会へ届けるプロジェクトです。

たとえ制度や社会が評価してくれなくても、

まずは自分が、自分の歩みを讃える。

小さな工夫、積み重ねてきた実践、
誰にも知られずに消えていくその一歩一歩に、
額縁(フレーム)を与えるという新しい文化。

Framing は、
日本のフランチャイズ構造の中で働く人たちが、
その環境の中でも力強く輝いていくために、
自己肯定の文化を育てる取り組みです。

その文化が広がっていくとき、
社会の見方も、私たちの扱われ方も、きっと変わっていく。

どんな環境の中でも、自分を大切にすることが、社会を変える。