1. 自分の知に“敬意”を払うこと
「こんなことくらい」と思わないでください。
あなたが積み重ねてきた経験、
ふとした気づき、
子どもたちにかけた一言——
それは、誰にも真似できない“知的財産”です。
Framingは、その知に額縁を与え、光をあてる場です。
ただ共有するのではなく、
その価値を“見えるかたち”にして遺していくことを大切にしています。
まずは、あなた自身が、
あなたの知に、敬意を払ってください。
Framingに所属する皆さんは、
「自分を、自分で大切に扱う」ことを大切にするプロフェッショナルであってほしいと思っています。
それが、Framingという文化を育てる、最初の一歩です。

2. 他人の知にも“敬意”を払うこと
知の共有は、盗用ではなく「共鳴」から始まります。
他のメンバーのアイデアや実践に触れたとき、
それをリスペクトし、「参考にさせていただく」という意識を忘れずに。
「もらう」前に、「学ぶ」「感謝する」姿勢を。
3. “搾取されない善意”を意識すること
Framingは、「ただで教えて」「ただで学ばせて」ではない場所。
知を守り、価値に変え、持続可能にしていくことが目的です。
だからこそ、
- 無償提供の常態化を避ける
- 価値ある情報にはきちんと対価を設ける
- 互いの時間と労力を尊重する
そんな、「対等で丁寧な関係づくり」を大切にしています。
4. “学び合い”の主語を「わたしたち」にすること
Framingは、上も下もない場です。
ここでは、誰もが学び手であり、誰もが教え手。
あなたの声が、
誰かにとっての“額縁”になることもあるのです。
5. 未来に残したい“文化”として行動すること
これは一時的なプロジェクトではなく、
未来の現場をよりよくするための“文化づくり”です。
- 子どもたちに残したい学びのあり方
- 現場を支える大人たちが誇りを持てる仕組み
- 知がめぐり、還元されていく循環
そうした未来像を意識しながら、一歩ずつ関わることを心がけていただけたらと思います。
✨ 最後に:参加は「選択」です
Framingは、「知を額縁に入れるという選択」。
それはつまり、
これまで見過ごしてきた“自分自身”に、ちゃんと光をあてるということ。
日々の現場で、あなたはどれだけのことを感じ、考え、工夫してきたでしょうか。
でも、そのすべてを「当たり前」として、流してこなかったでしょうか。
誰かの役に立てばそれでいい、そう思って自分の声を後回しにしてこなかったでしょうか。
Framingは、そうした「見えない知」を大切に扱いなおす場です。
これは、知識を共有するだけの仕組みではありません。
「これは、私にしかできないことだった」と思えるようになる場所。
ここでは、誰かの基準ではなく、
あなた自身の歩みを、あなたの価値観で、ちゃんと“意味あるもの”として受け止めます。
だからこそ、Framingへの参加は、義務でも努力でもありません。
それはただ、あなたが「自分の知に“YES”を出すかどうか」だけなのです。
わたしには、語るほどの知識なんてない。
そう思っているその気づきが、もう“知”なのです。
静かでもいい。小さくてもいい。
あなたの中にある「これは伝えたい」という思いを、
Framingは、丁寧にすくいとり、形にしていきます。
知を額縁に入れるという選択。
それは、誰かに評価される前に、自分自身を敬うという選択。
もし、あなたの心がこの文化に少しでも触れたなら——
どうか、
あなたの知に、あなた自身で“YES”を出してみてください。
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